縮毛矯正とは…。
縮れた髪、くせの強い髪を直毛の状態で固定する技術のことです。
20世紀にパーマネントウエーブが開発されてからパーマ薬液を用いて髪を真っ直ぐにする方法が使われてきました。
しかしこの方法では人口のウエーブは伸ばせても、くせ毛を完全にストレートにすることはなかなかできませんでした。
1990年代パーマ剤にプラスしてストレートヘアアイロンを使った技術が開発され人気が出て来ました。
縮毛矯正では通常どんな状態のくせ毛でもストレートにすることができ一回真っ直ぐに縮毛矯正された部分はくせが戻ることはなく半永久的に直毛の状態を維持できます。
縮毛矯正をした当日気をつける事
形がついてしまいますので髪を結んだりバレッタで止めたりしないことです。
シャンプ―も24時間空けていただいた方が持ちが良くなります。
お手入れ方法としては縮毛強制により頭皮にもダメージがあるのでできるときはトリートメントをしてあげて保湿することが大切です。
また、髪が濡れている時はキューティクルが開いている状態なのでより、ダメージを受けやすい状態なのでドライヤーでしっかり乾かしてから寝ましょう。
縮毛矯正で失敗しないようにするためには?
まず、失敗してしまう原因は何なんでしょうか?
カウンセリング不足
お客様に来ていただいた時に髪の状態を美容師さんはしっかりチェックしなければいけません。
色々と細かく見ていくとたくさん原因はあるのですが経験上カウンセリングが甘い
なんとなく始めてしまうのが最大の原因ではないかと考えています。
髪の施術履歴
今までカラー、スレート、ブリーチ、パーマなど全てにおいて何をしてきたかをつつみかくさず共有することが大切です。
それによって美容師さんもどんなお薬を使った方がいいかを決めます。
あと意外と見落としがちなのがお家での扱い方です。ドライヤーは毎日しっかり乾かしているのかストレートアイロン、カールアイロンは毎日しているのか?
セルフカラー、ストレートは普段するのか?
髪のダメージがハイダメージ
もともと髪が縮毛矯正をかけることができないほどダメージを受けている場合。
ブリーチをしていたりホームカラーをしたりふだん家でのスタイリングでアイロンをよく使っていたりすると美容室で縮毛矯正をかけても失敗する原因になります。
髪に状態によってはすぐに縮毛矯正をかけられない時もあります。
髪質を改善してから後日、縮毛矯正をするという判断をしなければいけない時もあります。
縮毛矯正とストレートパーマの違いとは??
縮毛矯正とストレートパーマは何が違うの?と思った方も今までたくさんいるのではないでしょうか?
縮毛矯正=ストレートパーマじゃないの?違うんです。ではどう違うかご紹介していきます。
施術工程の違い
結論 アイロンをするかしないかの違いです。
縮毛矯正の工程は
シャンプ―➡1液塗布➡ドライ➡アイロン➡2液塗布➡お流し➡完成
薬剤とアイロンの熱処理によって頑固なクセも伸びてくれます。
ストレートパーマの工程
シャンプ―➡1液塗布➡ドライ➡2液塗布➡お流し➡完成
薬剤の力だけで伸ばす。
工程が違うだけで仕上りは変わってきます。
縮毛矯正とストレートパーマのメリット・デメリット
縮毛矯正
要望 クセを伸ばしたい デジタルパーマを真っ直ぐにしたい。
効果 クセが伸びている パーマ落としにもなる ボリュームダウン。
メリット ツヤがでる 真っ直ぐになる ボリュームダウン。
デメリット アイロンで熱処理するので髪に負担ダメージになる。真っ直ぐピンピンする。
ストレートパーマ
要望 パーマを落としたい時に施術する。
効果 パーマのウエーブを和らげたり落とすことができる。クセを伸ばすというよりボリュームを落としてカジュアルな感じにしたい。
メリット 縮毛矯正よりダメージが少ない
デメリット うねるクセを伸ばすことはできないのでカールは残ってしまう。
どのくらい持つのか?
縮毛矯正、ストレートパーマも一度かけた所は基本的にはずっとかかった状態が続きます。
しかしダメージのある部分、健康な部分の乾燥する速さの違いによってクセが出てしまったりダメージが大きく髪自体にストレートの保つ力がないと戻ってしまうこともあります。
どちらもホームケアをしっかりしていただくことが1番の長持ちの秘訣になります。
MakeLetトータルヘアプロデュース美容室💛でした。